不幸の原因(真因)を説くほんぶしん

(不幸とは、嫌な事、試練による困り事)

●世に多くある信仰や宗教の諸説

 ◎不幸な出来事は人間にとってつきものであるという宗教

 ◎不幸は偶然に起こってくるという宗教

 ◎幸せを全面に打ちだしている宗教

 ◎お経や呪文を唱えるだけで神仏は助けてくださる宗教

  等々

●ほんぶしん説

ほんぶしんの数々の教理教義の中で『八つの埃』 と 

『天定の三軌道』という御教えがあります。

『八つの埃』について

八項目の心使いとは、「ほしい・おしい・かわいい・にくい・うらみ・はらだち・よく・こうまん」であります。

この八項目の心使いについて、我が身かわいい上から、身勝手(利己主義)な思いや行動は全て、不幸の元(悪因縁)をつくっていき、しだいに困り事が現れてきます。

反対に神様にお喜びになられる心使い(善因縁)もあります。結果、困り事は、しだいに解消され幸せ感を味わえるようになります。人間の心使いを善悪八方面に大別してお説きくだされたのが、この道の“八つの埃(心使い)”のお話であります。

『天定の三軌道』について

一つ目は、夫婦間の軌道

二つ目は、親子間の軌道

三つ目は、お互い間の軌道

一つ目の夫婦間ですが、夫は妻に対しての弁え(わきま)、妻は夫に対してのそれぞれ正しい神様が定めた弁えがあります

二つ目の親子間ですが、親は子供に対しての弁え、子供は親に対してのそれぞれ正しい神様が定めた弁えがあります。

三つ目の親子間ですが、互い立て合い助け合いの正しい神様が定めた弁えがあります。

以上の三つの正しい軌道から外れる、身勝手な思いや行動が、全ての不幸の原因になって身に振りかかってきます。

幸せを全面に打ちだすということは、聞こえはいいのですが、幸せを打ちだす前に不幸の原因(真因)を説くことができるため、日常生活における家庭や職場等のいざこざや病気等の困り事が真に解決していく訳であります。

その結果、幸せ感を味わえるということです。